オオサカジン

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Posted by オオサカジン運営事務局  at 

2011年05月26日

番外編vol:855~シュールですが


子供の幼稚園の読み聞かせの会が始まりました。
一週目は見学で、2週目が私の番なのですが、びっくりしました。
次から次へと子供たちが、部屋に入ってきて・・・なんとおよそ100人

これは大仕事です。
それも結構、集中して聞いている・・・。

簡単な本を選んでいた私も、その日のうちに慌てて図書館に行って、本を選びなおして。。。

そんなときに出会った本です。
大人たち的には、絵がとーってもシュールで面白いのですが。

遠足がこの間から、雨で順延になっていて、子供たちが教室でもてるてる坊主を作っていました。
タイムリーなので、これを次回読もうと、今日わが子で試してみたら、「絵」について、意外とクレームなし。
大人は、すぐ「これってどうかな?」と決めてかかるところがあるから、冒険も必要です。

物語は、遠足を願う子供たちがてるてる坊主を作るけれど、それが100個以上になったら、
空にいるてるてる王子たちは、絶対晴れにしないといけないと頑張るお話です。

さて、遠足が再び順延になったら、いよいよ出番です。
喜んでくれるかな。

そういえば、喜んでくれるかな??っておしゃべりするのは、清清しいですね。魂がこもる。
相手を思って、仕事をすることは大事なんですよね、本当に。

それにしてもシュールな絵なので、細部を見ればちょっとクスリとしてしまいます。
台風や、雨は、行事の前には憂鬱ですけれど、この絵なら空を見ながら、楽しく想像してしまいそうです。


  


Posted by sammy  at 22:27Comments(0)番外編

2011年05月20日

番外編vol:854~モテ声


こんなものがあったので、やってみました。
結果はこのようになりました。

ちょっと咳が出ていたので、すっきりしたらもう一回やってみようかと思います。
滑舌が甘いのはいただけませんけれど、やはり日々鍛錬ってことでしょうね。
声の大きさと高さに関しては、子供がいれば四六時中声を出しますので、練習必要なし?!かも知れません。
にしてもコメントが、笑えます。

皆さんも、良ければやってみてください。

参考hp:声総研  
タグ :声総研


Posted by sammy  at 12:12Comments(0)番外編

2011年05月19日

番外編vol:853~スゴ技

我が家の懸念・・・地震後傾いた本棚をどうやって動かすか。
高さがそこそこあり、大人の男二人がどうにか動かせそうな大きさですが。

中身を全て出して、まずは横にしていたまま生活していたのですが、さすがにどうにかしなければなりません。
私と相方で、動かそうと思っていましたら、思いがけない重さにびっくりです。

そういえば、数年前に冷蔵庫を買い替えた時、電気店から電話があり、「当日は二人でお運びいたします」といいます。
相当重い上に、台所の入口が狭いので一体どうやって入れるのだろうと興味津々でした。

そうしたら、本当に二人でやってきて、いとも簡単に、そう・・・2、3分で設置してくださったでしょうか。
玄関から台所の距離は、そんなにありませんが、エレベーターから玄関に入れて廊下を通って、2度左折しなければ
ならない構造です。
しかも、誘導を一人の方がして、もう一人が一人だけで運んだのです。

何を使ったと思いますか?


実は古い毛布を、冷蔵庫の下に敷き、それを引っ張っただけなんです!!!

それを思い出したので、早速本棚にも試してみました。

すると・・・

細身の相方一人の手で、驚くほど短時間で本棚が別の部屋に納まりました。スゴイ!!
引越し屋さんになれるかもと本気で思うほど、あっけなく終わりました。

衣替えと共に、部屋のレイアウトを改めて考える週末が続いています。
それにしても、何でも知恵・・・ですね。  


Posted by sammy  at 10:27Comments(2)番外編

2011年05月17日

番外編vol:852~厳しい指導

世の中には、大変手厳しい方がいます。

朗読や、ナレーション・・・様々な仕事の中で最も手厳しいと感じたのは、子供
もの凄く正直です。

毎晩、読み聞かせの時間がありますが、気に入らないとふて寝しますし、すぐに絵本から目を離します。
我が子だから、親にわがままがあるのだと思わないとやってられない!と思うときもあります。
大抵私自身が疲れて、いい加減に読んだときにそうなるのだと、自分でも気づいているのですが。

そんなこんなの毎日、幼稚園から毎週月曜日の朝に、絵本を読むお母さん募集がありました。

日ごろの経験上、一番厄介な聴衆です。
出来れば、避けるのが賢明でしょうが、敢えて、参加に手を挙げました。
自分のこともよくわかるし、自分の子供の様子もちょっと覗けるし。

さて、息子の幼稚園は、年少から年長まで、およそ270名います。
全園児父兄に呼びかけていますから、270名のママが集まってもおかしくない。
だから、順番もそう簡単には来ないだろう・・・。

そう思っていました。

甘かったです。

全部で、たった8人
園児の誘導なども含めて、4人体制でやるので、2週間に1回出番がまわってくるのです。
久しぶりにストップウォッチ片手に時間を計ったり、本を選んだり、バタバタしています。

出番は、再来週からです。
写真は、息子が選んだ本。
どうしても、乗り物や主人公が男の子の本が多いです。ちょっと偏りますね。

因みに、読み聞かせの園児の参加は自由です。
朝、放送が入って、プレイルームに各自が集合する形です。
園長先生によると、口コミで広がるんだそうです(笑)

さぁ、今晩も厳しいご指導をいただきながら、読む練習をしようかな。




  


Posted by sammy  at 18:50Comments(0)番外編

2011年05月16日

番外編vol:851~『英国王のスピーチ』

アカデミー賞総なめとあって、注目の映画に相方と交代で行ってきました。

主演の英国王を演じたコリン・ファースと、助演のジェフリー・ラッシュの芸達者ぶりが際立つ物語でした。
折りしもロイヤルウエディングの最中・・・。実話とは驚き!
コリン・ファース演じたジョージ6世は、現エリザベス女王の父。

吃音症だったジョージ6世が、国民の面前でそれを克服していく様を描いてます。

聞くところによれば、昭和天皇はこのジョージ6世のお父さんによくしてもらい、彼をモデルに帝王学を学ばれたといいます。
ジョージ6世も、お父さんの厳しい帝王学を叩き込まれますが、そこは次男。
紆余曲折あっての王の座。

話は飛びますが、被災地を慰問される皇族一家のお姿を見て、「国民のため」という姿勢がこれほど
ダイレクトに伝わるものはないと思いました。
映画を観ていると、国民に対して、自身のあるべき理想像を持ち、その理想像と戦うプレッシャーたるや、半端ではないことが
伝わってきます。
それにしても、皇室を題材にできるとは凄いですね!

私の中では、吃音を克服する過程は、普段の発声練習にも大いに役に立つこともあり、大変面白いものでした。

特に、吃音矯正トレーニングを担当するジェフリー・ラッシュ。
もともとオーストラリアの役者さんですが、それを存分に活かしたいい味を出していました。
思ったよりも、さっぱり観られる映画です。

写真は、英国王のスピーチ公式サイトより。

  


Posted by sammy  at 17:23Comments(0)番外編

2011年05月15日

番外編vol:850~2k540




2k540=AKI-OKA ARTISANに行ってきました。
私の名刺入れ屋さんがここに出店する前から、いつかは行ってみたかったのですが、
タイミングよく呼ばれた感じです。

アルチザン=職人という言葉の響きに憧れますが、簡単に言うとそんなものが詰まったショップストリートで、
秋葉原と御徒町の間にあるから、アキオカ。

名刺入れの名入れに寄ったので、ゆっくり歩くことはできませんでしたが、気になるお店だらけで横を通るだけで
ワックワクしました。

人によって、カッコイイとかカワイイとか物を見つめる観点は様々ですが、
それを通り越して、トキメくって大事だなと思っています。
普段手に取って使い続けるものに関しては、このトキメキ感がないとすぐに飽きるなぁと・・・。

誰だ?夫婦長いとトキメカナイって言ったのは?!
トキメイたことがあるから、長いんですよ(笑)
あ、その前に人間関係とモノと一緒にするなって?

とにもかくにも、ここは久しぶりにトキメいた通りでした。

  


Posted by sammy  at 11:06Comments(0)番外編

2011年05月13日

収録なのだ!

読み合わせから1週間、収録の日です。
普段、ナレーターや声優が声を収録するときは、自分の声を確認するヘッドフォンが渡されます。

今回、最も違うのはそこです。映画館で目の見えない方が渡される小型FMラジオが、ヘッドフォン代わりです。スタジオで電波を飛ばして、自分の声をキャッチしながら録音するのです。
確かに、本番も同じように聞こえなければならないので、納得です。

私は3ロール目の出番でしたから、午後からちょこっと収録に向かえば良かったわけですが、全編にわたって出ている人を含めて、3ロール目はいやに人が多かったです。
みんな帰らずに見学しているんですよね。
否が応でも緊張が高まります。スタジオ暑いです、熱いです!

前のモニターの映像に合わせて、一斉に声を掛け合いで入れていきます。

私は、ちょっと言いよどんだところがあったんです。
そうしたら、すぐに目の見えない役者さんが、「sammyさんの台詞の☆×番、ちょっとよどみました?」とチェック。
気を入れなおして、もう一度。
今度は「先ほどより、声の高い人になりましたね。でもこの方が素敵なので、頂きます」

ものすごい耳が良いです。その人のような方が映画をご覧になるのだから、貴重なアドバイスです。

面白いです。
出番まで、様々な方のダメだしを聞いていたのですが、「ディレクターさんの気に入る声」と「商品になる声」は違います。
そこを本当に的確に指摘していた・・・。
年を重ねて良かったことは、そこがわかったことでしょうか(笑)
ちょっと運動不足だなと、自分の瞬発力もよーく分かった。

収録後、皆さんでお食事に行きました。
ディレクションを兼ねておられた視覚障がいのある女優さんは、
「ボランディアって人の役にたちたいっていう思いだと思うけれど、何かをやるっていう発動力が第一歩であって、それが一番大事なんじゃないかしら」とおっしゃっていました。

とにかく久しぶりにテンションが高く、精度の高い仕事を見せていただいた良い現場でした。
プロはプロの技でこたえる・・・当たり前ですけれど、大事なキーワードです。

6月のホール上映が待ち遠しいです。  » 続きを読む


Posted by sammy  at 11:35Comments(0)声の仕事:私の軌跡

2011年05月10日

読み合わせ

読み合わせの日がやってきました。
今回配役頂いた映画は、ドキュメンタリーですが、ガヤ(複数の人数で喋るその他大勢のこと)を含めての人数は、20人はいるでしょうか・・・。

さて・・・
部屋に入ってみたら、現役でバリバリお仕事をなさる声優さんから、卵さんまでズラリ!
あちゃーっという感じです。

自己紹介をしていくと、これまた「☆△事務所所属、※$です」というパリっとしたご挨拶ずらり。
完全なる傍観者の私・・・。

ところで、「映画の吹き替え」の場合は、もともと役者さんがしゃべっている声が消されます。
副音声の場合は、ヴォイスオーバーといって、同時通訳のように声が重なって聞こえます。
特に、音声ガイドとなるものは、原作を壊してはなりません。
ドキュメンタリーとなればなおさら。

これまでは、オーバーに・・・という仕事が、結構ありました。
こちらは、完全に素に近い自分の声でやる・・・。
ディレクターさんと、サブディレクターさん、「そーじゃないんだよなぁ・・・」の連発です。
これまでの仕事に慣れていると、さらっというのが難しくなるんですよね。

皆さんがあんなにダメ出しされている中での自分の出番。
こういうとき、力むとロクなことはありません。
フリートークのノリが、一番近いかも知れません。
嬉しいことに、スペイン語の長さと日本語の台詞の長さは、全く違うので、合わせる必要がないとのこと。

えぇい!

何とか、1発OK
ひっさしぶりに、水ガブ飲みしました(汗)
ブランク大きいです。

帰りに、斜め前に座っていた女性に声を掛けて頂きました。
ギョエ~、この映画の配給会社の方!!
「また自社の映画の副音声、お願いできませんか」と・・・。
映画が大好きな私が、いつかやりたかった夢です。
ぜひ勉強させていただきたい!

映画館に人がなかなか来ない時代になり、業界も斜陽などといわれています。
それなのに沢山の声優さんがいらっしゃいます。
少し離れたところから眺めてみると、どのような形でもお仕事を頂けていたのは、極めて奇跡的なことなのかなと思わされます。

今回メインをはる声優さんもおっしゃっていましたが、「これが仕事か仕事でないかの区別は全くなく、面白いか面白くないかにかかっている」
心の通った人がコツコツ作り上げるモノがあるなと痛感した一日でした。
あ、その方、ギャラが発生しようがしまいが、決して手は抜かない素晴らしい仕事をする人だろうと、声を聴いていて分かりました。

写真は、私の名刺入れと名刺です。
下の写真は、その名刺入れを作ったお店。ナチュラルで気に入っています。
  


Posted by sammy  at 13:37Comments(4)声の仕事:私の軌跡

2011年05月09日

オーディション!

さて、ぐずぐずしているうちに、オーディション詳細が来ました。
今回の映画は、チリとスペインの映画です。

オーディションを受けることを先方に伝えると、既に80名ほどいらっしゃるとのこと。
オーディション会場に入りきらないので、出来ればサンプルが欲しいそう・・・。

サンプルとは、自分の声をギューっと凝縮した声のカタログのようなもので、
事務所にいるときは、2年に1度CDに録音し、色んなところに配られていました。
そのサンプルが、相手にとっては私の手がかりとなります。

結局1分のボイスサンプルをメールでお送りして、後は野となれ山となれ・・・。

こういう仕事をしていると、サンプルは試供品のようなものなので、あくまで先方のニーズに合うかどうかで、
注文が入るものと割り切ることを教えられます。
もしかすると、オーディションで予想以上の声が出て、良い結果が得られるということもあるでしょうが、
サンプルも、そのときの力を出して作るものですから、それでダメならそれ。

久々にその準備をアタフタしたくらいで、すっかりその後を忘れていました。

後日結果発表メールが、一斉に送られて来ました。

アレ????

カルロスの母役・・・・sammy
子役・・・・       sammy

あれれ???

なんと!合格した上に、2役チリの映画の方でついています。
子供を産んでから、初めての母役です、子役です(笑)

そして、とうとう読み合わせに向かうことになりました。
とんでもなくビックリです。

オーディション、もし現場で実際に受けていたらどうでしょう?
逆に、瞬発力なく緩みきった自分は、自身を評価できるほどの結果が出せたとは思えません。
まぁとにもかくにも、1週間後の読み合わせに向かって、発声練習です。

発声練習したら、痩せるかなぁ(笑・汗)







  


Posted by sammy  at 10:30Comments(1)声の仕事:私の軌跡

2011年05月08日

番外編vol:849~洋画だと・・・

前回の続きです。
音声ガイド作りは、邦画は出演している役者さんが日本語を喋ります。
そこにガイドは要りません。

しかし、洋画は話している言語がそもそも字幕として出ていますから、目の見えない方には分かりません。
そこにも音声が必要になります。
難しいのは、情景説明をするガイドと字幕のすみ分け。

そこで、字幕を読む声優が必要にもなります。
つまり、音声ガイドを読むナレーターと声優の二本立てです。
実際に映画館でどのように聞こえるかというと、映画館で目の見えない方はFMラジオを借ります。
そのFM電波には、音声ガイドと字幕ガイドの音声が乗っているのです。
録音でない場合は、映画館の調整室から、生でガイドを読む人がおり、それが電波に乗ります。

音声ガイドを作るのに、数十人、さらにナレーターや声優、チェックモニターさんが加わると、1本の作品に凄い数の人間が携わることになります。

さて、この勉強会で会の代表が、私の自己紹介を聞いて、声優ボランティアに登録してくださいとお勧めくださいました。
とはいえ、作品にはちゃんとオーディションがあります。
早速、久しぶりにオーディションを受けることになりました。


ひとくちにオーディションといっても、このように出来上がる作品ですから、責任重大です。
もしかしたら、その過程を知らないほうが良かった?!?

次は、そのオーディションをお話をしたいと思います。  


Posted by sammy  at 11:27Comments(2)番外編

2011年05月06日

番外編vol:848~音声ガイド作り

ガイド作りがスタートしてから、1ヶ月。
毎週、ひとつの映画のワンシーン、ワンシーンを勉強会の皆さんが検証していきます。

「あ、今二人映ったよね」
「あれ、ちょっと笑った気がする・・・」
(コマ送りコマ送り!)

そうです。
私たち晴眼者も、見過ごしがちなシーンを拾いながら、ガイド台本を作ります。
結果的には、それをナレーターが読みます。

・・・てことは、画面やせりふを邪魔してはいけませんから、いかに短い言葉で、隙間に滑り込ませるかに
かかっています。
(ナレーター的にも、かなり難しい!)

ありゃ~、こりゃ尺が長い・・・と唸ることばかり。
それよりボキャブラリーが無ければ、こんなものはできません。

さて、私たちが普段からよく使う「笑う」という言葉。
「鼻で笑う」「大笑いする」「微笑む」「含み笑いする」「泣き笑いする」・・・無数にありますよね。
日本語って素敵。。。そして、難しい!

上手い役者は、表情で語るんですよ、これが!
だから、同じ「笑う」でも色んな選択肢がないといけない。
まぁ悩むこと悩むこと・・・

「見える」というのは、相当幸せなことなのです。
でも、複雑になるという悩みを持つのだとも言えます。

そして映画が好きだと、結末がわかるだけに伏線になるシーンでは、思わずガイドを作りたくなる!
アカンアカン、それ言うたらおしまいやん!

そうこうして、映画「大誘拐」の音声ガイドが14人の手によって出来上がりました。
そして、最後の仕上げは、実際に目の見えない方に通しでナレーターが読んだものを
画像と合わせて聞いて、いや、観て頂きます。

ありゃりゃ、お直しや疑問がどんどん!

そうやって、初心者の私が、皆さんに助けられながらガイドさせていただいたものが
6月に実際に映画上映されます。はぁドキドキ!

そういえば、洋画はどうやってガイドを作るの???
その話は、また今度・・・。
  


Posted by sammy  at 00:04Comments(0)声の仕事:私の軌跡