2011年05月08日
番外編vol:849~洋画だと・・・

音声ガイド作りは、邦画は出演している役者さんが日本語を喋ります。
そこにガイドは要りません。
しかし、洋画は話している言語がそもそも字幕として出ていますから、目の見えない方には分かりません。
そこにも音声が必要になります。
難しいのは、情景説明をするガイドと字幕のすみ分け。
そこで、字幕を読む声優が必要にもなります。
つまり、音声ガイドを読むナレーターと声優の二本立てです。
実際に映画館でどのように聞こえるかというと、映画館で目の見えない方はFMラジオを借ります。
そのFM電波には、音声ガイドと字幕ガイドの音声が乗っているのです。
録音でない場合は、映画館の調整室から、生でガイドを読む人がおり、それが電波に乗ります。
音声ガイドを作るのに、数十人、さらにナレーターや声優、チェックモニターさんが加わると、1本の作品に凄い数の人間が携わることになります。
さて、この勉強会で会の代表が、私の自己紹介を聞いて、声優ボランティアに登録してくださいとお勧めくださいました。
とはいえ、作品にはちゃんとオーディションがあります。
早速、久しぶりにオーディションを受けることになりました。
ひとくちにオーディションといっても、このように出来上がる作品ですから、責任重大です。
もしかしたら、その過程を知らないほうが良かった?!?
次は、そのオーディションをお話をしたいと思います。