2009年10月20日
番外編vol:735~川越まつり
川越まつりといって、国の無形民俗文化財なんだそうです。
NHKの「つばさ」という連続テレビ小説の舞台だったせいか、全国各地から沢山の観光客が訪れ、どこを歩いても大変な賑わいでした。
山車が、各町から10基ほど、お囃子に乗せてやってきます。その山車のために、1年掛けて準備や手入れをなさる祭り男の活気に満ち満ちた表情が輝いて見えました。
これまた、以前ブログでも書いた氷川神社の奉納行事で、こちらは川越氷川神社で恋愛成就の神様だそうですよ。
埼玉・川越駅から徒歩圏内の市街地一帯が、祭りのために通行止めされます。
大正浪漫通りというのがあるのですが、その街並みを観ている合間に、山車が行き交います。
建築物は、文明開化とその次の世代を渡ったどちらの様式にも融合するものが多く、一瞬それらの時代に旅をした気分になります。
「これは、大正」「これは、明治」・・・その時代時代にデザインの力があったのだなぁと思わされます。
神社が分祀されたのは6世紀と言いますから、その建物と山車がすれ違うって、凄い画なわけです。
そののち、平成建築と賞賛されるような建物が川越に出来て、そこにまた山車が通るという未来も素敵ですね!
祭りは、夕方クライマックスを迎えます。
その準備でしょうか、みんなできりりと決めた親子が楽しそうに、通りを歩いておられました。
子供のころに行ったお祭りの記憶は、いつまでも残ります。
この親子は、どんな会話を交わしたでしょうか?
どの方も笑顔、会話の行方が気になる楽しい散歩は、あっという間の時間でした。