2006年06月13日
出来上がる軌跡vol:11~営業サミー
プロとなった今も、営業という分野は苦手だ。
でも、それでいられるのも、マネージャーが私に代わってやってくださるから・・・。
今だからこそ、それが有難いと思える。
放送局の吊り広告をみて、咄嗟に私は「DJスタッフが要る」と感じ、
電話のメモを取ったわけだが・・・。
これがまた、どう電話して良いのか分からないのだ。
でも若さがこれをカバー(笑)
初の営業電話を、大胆にもかけるのである。
「あの~DJは募集していませんか?」(あ~本当に恥ずかしい
)
先方は、鼻で笑いながら「こういうことは、一応タレント事務所を通して募集しています。まぁ、興味がありましたら、声を掛けますので、デモテープを送ってください」
で、デモテープ???
そこで電話帳で、スタジオを探してデモテープの作成を依頼すると、
ぬぁんと! オペレーション(操作技術)つきで、2万円を超えるという。
しかも予約は一杯という。
(れ、レッスン料より高い・・・)
因みに、プロはサンプルCDを実費録音することを事務所が算段してくれる。
私にとっては、そのいずれも時間がなく・・・
とうとう、終電車が通りすぎた真夜中、
ぼそぼそと自宅のカセットデッキに向かって吹き込むことにした。
ついでに、例の初CMもくっつけたりして・・・。
出来上がったテープは、各事務所から届けられ
山のように積み上げられたテープ審査の中に、
私の雑音交じりのテープが紛れ込む・・・。
あまりに気の遠くなる光景を想像し、
私は意を決して、直接持ち込むことにした。
当時の局長と、営業課長と懇談。
「君は、どんな番組をやってみたい?」
「はい、深夜に甘いバラードのかかるようなゆったりしたものをやりたいです」
「音楽は好きなの?」
「はい、大好きです。」
そんな簡単なやり取りだった。
営業1日目は、押せ押せでなく感想を述べただけ。
「もう、このビルを訪れることはないな。。。」
何度も、ビルを振り返りながら、帰ったことを思いだす。
果たして、次の仕事は巡ってくるのだろうか??
次は、番外編⑤をどうぞ
でも、それでいられるのも、マネージャーが私に代わってやってくださるから・・・。
今だからこそ、それが有難いと思える。
放送局の吊り広告をみて、咄嗟に私は「DJスタッフが要る」と感じ、
電話のメモを取ったわけだが・・・。
これがまた、どう電話して良いのか分からないのだ。
でも若さがこれをカバー(笑)
初の営業電話を、大胆にもかけるのである。
「あの~DJは募集していませんか?」(あ~本当に恥ずかしい

先方は、鼻で笑いながら「こういうことは、一応タレント事務所を通して募集しています。まぁ、興味がありましたら、声を掛けますので、デモテープを送ってください」
で、デモテープ???
そこで電話帳で、スタジオを探してデモテープの作成を依頼すると、
ぬぁんと! オペレーション(操作技術)つきで、2万円を超えるという。
しかも予約は一杯という。
(れ、レッスン料より高い・・・)
因みに、プロはサンプルCDを実費録音することを事務所が算段してくれる。
私にとっては、そのいずれも時間がなく・・・
とうとう、終電車が通りすぎた真夜中、
ぼそぼそと自宅のカセットデッキに向かって吹き込むことにした。
ついでに、例の初CMもくっつけたりして・・・。
出来上がったテープは、各事務所から届けられ
山のように積み上げられたテープ審査の中に、
私の雑音交じりのテープが紛れ込む・・・。
あまりに気の遠くなる光景を想像し、
私は意を決して、直接持ち込むことにした。
当時の局長と、営業課長と懇談。
「君は、どんな番組をやってみたい?」
「はい、深夜に甘いバラードのかかるようなゆったりしたものをやりたいです」
「音楽は好きなの?」
「はい、大好きです。」
そんな簡単なやり取りだった。
営業1日目は、押せ押せでなく感想を述べただけ。
「もう、このビルを訪れることはないな。。。」
何度も、ビルを振り返りながら、帰ったことを思いだす。
果たして、次の仕事は巡ってくるのだろうか??
次は、番外編⑤をどうぞ