2011年06月08日
番外編vol:858~映画祭!

いよいよお手伝いした映画が上映される映画祭の日です。
会場は、江戸東京博物館。
会場で10年ぶりにお仕事でご一緒した戦友にバッタリ!!!
これには、本当に驚きました。
縁とは素晴らしいものです!
さて、相方とおち合って、息子も私もみんな会場でガイドを聴くためのFMラジオを借ります。
吹き替えは、1本目の映画の後半にあります。
でもいざ暗くなったら、息子はスヤスヤ・・・。電車で興奮してしまったようで。
か、かあちゃんの声が始まるで~(泣)
ようやく、出番前に起きた彼は、結局私の声は分からず仕舞い。
で、エンドロールで私の名前が呼ばれた時に、はっと不思議そうな顔をしていました。
相方は、台詞は知っていたのですが、「仕事声」は違うとのこと。
考えて見れば、家族に自分の仕事を見せられるのは幸せなことかも知れません。
私は、やはり全体像を俯瞰で観ることは難しかったです。どうしても細部にこだわってしまいます。
お昼の休憩を挟んで、3本目までは近くの公園で遊び、私は音声ガイドの検証に戻りました。
作る側となり、そのガイドをFMラジオで聴くのはとても新鮮です。
ガイド仲間と練りに練った箇所で笑いが起きたとき、
自分の担当箇所になったとき、
エンディングの台詞を聞いたとき、
再びエンドロールで、自分の名前を聞いたとき
どこも笑っていいはずなんですが、泣けてきました。
会場を出て、監修を担当された方と抱き合い握手!
音声ガイド作成勉強会の前日に、地震が起こり、メンバーはも締め切りに追われながらも
地震の恐怖と闘いながら、この日にこぎつけました。
今回、会場では募金を募り、宮古市にあるシネマリーンの支配人に贈られました。
支配人は、被災地でお腹はいっぱいにならないけれど、心の感動は一杯にできるのでは?との思いで、
被災地の小学校を巡回して、映画を上映し続けているそう。
最寄の駅からの誘導ボランティア、受付ボランティア、会場ボランティア、司会や映画の送出ボランティア・・・
本当に沢山の人数に支えられての映画祭。
フタをあけてみれば、延べ1000人近いお客様と、23万円を越える募金。
全国からこれのために駆けつけたり、ボランティアを支える家族が裏にいたり、視覚障がい者も晴眼者も一緒に汗を流す・・・。
障がい者の方が、「見えないって面白いよ」とおっしゃったこと、ちょっぴり分かったような・・・。
晴れやかに帰っていかれた観客の姿を見て、やっと担当した映画が輪郭を見せてくれたような気分になりました。
心を支えるエンタテイメント、万歳!
ありがとう!
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