2011年03月23日
番外編vol:839~避難

遅々として片付かない我が家で、ストレスの溜まった息子を連れ、誰もいない公園に出ました。
すると、今までに聞いたこともないような奇声を発して、彼がぐるぐる公園を走り出すではありませんか!
誰に叫んでいるとも分かりません。
そして、その日の晩、東海で大きな地震。我が家、揺れました。
相方が、咄嗟に飛行機のチケットを探し始めました。
そうです、実家に避難するためです。
そして、16日の羽田。
長蛇の列です。ゴールデンウィークと見紛うほどの混雑です。
そんな中、館内で再び緊急地震速報。
息子は、同行していた妹に駆け寄ったといいます。
私は、ふらっと入ったお店から出されました。
広島空港に到着、吹雪。
荷物受け取り口で、またもや長蛇の列に相方両親はびっくりしたそうです。
車で高速を走り出すと、あっという間に夜の闇に包まれました。
すると、今度は息子がこれまた今までに聞いたこともないような泣き方で、うちに帰りたい、だっこ~とせがみます。
高速道路を降りて、見慣れた携帯電話会社やファミレスの看板を見て、
小さな声で「良かったね」とひとこと・・・。
張り詰めていたのは、彼ではなく私だったのではないかと涙が出る思いでした。
私達がこうなのですから、被災地はなおさらでしょう。
被災した場所を経験して、思ったことです。
頑張らない。精一杯頑張っているのだから、休んでもかまわない。
今回、初めて大地震を経験するママ友の中に、鉄道会社と電力会社にお勤めの方がいます。
「全力で頑張っていますので、もうしばらくの辛抱をお願いします」と代わる代わるメールが来ます。
あなたが悪いのではない。あなたのお陰で、どんなに助かる人があることか。
もし、世の中に余裕があるなら、これからどんどん必要になる「心の避難場所」に目を向けられたらと
思うのです。
翌朝、降り積もった雪を見て、東北の雪の風景が重なりました。
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