2007年02月07日
出来上がる軌跡vol:69~本番
いよいよ卒業進級制作の本番がやってきた。(vol:68参照)
泣いても笑っても、この日がナマで最後である。
ある学生は、演劇に・・・ある学生はラジオの生放送に・・・
これは祭ではない。専門学校生の彼らの将来を垣間見るものでもある。
専門学校の講師で教えられたことは、忍耐である。
育てるためにギャンギャン言うのは簡単なのだ。言えば分かる相手ならなおさらである。
でも・・・
本当に大事なのは、夢を現実にしたいかどうか、学生本人が自分で考え、行動すること。
ここで、必ず数年前は同じ立場であった私自身のことも思い出す。
「明日のご飯のお金を自分で生み出せるか?」
「新しい仕事を、次につなげることが出来るか?」
究極の自問自答を繰り返す毎日が始まるのだ。
実際、こういうことを口を酸っぱく経験談として言っても、本人が経験しない限り、
現実的には、響かないということになる。
専門学校の講師が難しいといったのは、それが初めからわかっているからだ。
さて、本番はとにかく済んだ。
本番を終えた学生が一言・・・
「こんなに夢中になれたことがなかった。ひと皮剥ける実感が欲しかった・・・」
私は、この言葉は衝撃でもあった。
レギュラーが続くと、「ひと皮剥けたい」という飢餓感が薄れるのだ。
そして・・・改めて、自分の実力を問い直す新しいチャレンジをすることになる。
泣いても笑っても、この日がナマで最後である。
ある学生は、演劇に・・・ある学生はラジオの生放送に・・・
これは祭ではない。専門学校生の彼らの将来を垣間見るものでもある。
専門学校の講師で教えられたことは、忍耐である。
育てるためにギャンギャン言うのは簡単なのだ。言えば分かる相手ならなおさらである。
でも・・・
本当に大事なのは、夢を現実にしたいかどうか、学生本人が自分で考え、行動すること。
ここで、必ず数年前は同じ立場であった私自身のことも思い出す。
「明日のご飯のお金を自分で生み出せるか?」
「新しい仕事を、次につなげることが出来るか?」
究極の自問自答を繰り返す毎日が始まるのだ。
実際、こういうことを口を酸っぱく経験談として言っても、本人が経験しない限り、
現実的には、響かないということになる。
専門学校の講師が難しいといったのは、それが初めからわかっているからだ。
さて、本番はとにかく済んだ。
本番を終えた学生が一言・・・
「こんなに夢中になれたことがなかった。ひと皮剥ける実感が欲しかった・・・」
私は、この言葉は衝撃でもあった。
レギュラーが続くと、「ひと皮剥けたい」という飢餓感が薄れるのだ。
そして・・・改めて、自分の実力を問い直す新しいチャレンジをすることになる。