2012年02月13日
番外編vol:912~稀有な声・ホイットニー
そよ風の贈りもの
また大好きな歌手が旅立っていきました。
ホイットニー・ヒューストン。
48歳とは、早すぎます。
私が洋楽に走り出したころは、MTV全盛。
ビジュアルも、音もキラキラバラエティ豊かな時代でした。
そんな中、突如として、「物凄い上手い歌手」が現れた・・・
それが、彼女でした。
最初に聴いたのは、ラジオでした。
名前をメモしてどんな人か、レコードショップに見に行き、本屋にバンドスコアやピアノスコアを探しにいったものです。
そして、初めて彼女を生で観たのは大阪城ホール。
娘のクリスティーナちゃんを連れてのステージでした。
歌の途中で、クリスティーナちゃんを舞台に呼び寄せて、歌った姿は
今でも忘れられません。
自分のラジオのレギュラーが始まったときは、彼女の曲が嫌になるほどオンエアされました。(嫌になるほどヒットしたということ)
嫌になるほど・・・と書いておきながら、選曲に困ったときに強力な助けとなるのも
また彼女の歌声でした。
偉そうなことをいうようですが、曲の中で彼女自身が自分の役割を知っているような歌いっぷりというのでしょうか。
「ホイットニー色」に間違いなくその場の空気を変えてしまう力がありました。
いろんな歌を、この世に届けてくれましたが、最初に出会った衝撃は、ずーっと続いています。
これだけ音楽があふれる時代に、すごいことです。
どうしても、思い出したようにこのアルバムを聴きたくなる。
後年はプライベートがいろいろ取沙汰され、このころのようなハイトーンボイスは伺うことができませんでしたが、きっと戻りたかったのだろうと思います。
いつもいつも思うことですが、音楽は「音を楽しむ」と書きます。
彼女の音楽はそうでした。
天国に行ったら、彼女自身がそうであってほしいと願わずにはいられません。
有難う!
合掌
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