2007年03月20日
番外編371~秘策

その昔、某国際電話会社に勤めていました。
督促業務もあるのですが、お電話したあとは、督促状をお送りします。
国際電話料金督促状だから、まず日本の郵便物を上手く手に取ってもらわなければなりません。
ところが、後日電話をすると、案の定「知らない、見ていない」という人が殆ど・・・。
しまいには、「ニホンゴ、ワカラナーイ」と日本語で・・・。
一方、会社には収納ノルマというものが存在します。
回収率を上げるために、オペレーターたちが尻を叩かれます。
でも、こんなやり取りが延々続くのだから、目に見えて効果が上がるとは思えず・・・。
ところで、私のその時の仕事の中に、督促状など郵便物を貼るための切手を調達するという役目がありました。
雑務といえば雑務・・・。つまんなくならないために、記念切手を買ったことがあります。
最初は怪訝な顔をしていた上司が、そのうち「今度も記念切手で・・・・」と頼むようになったのです。
どうやら珍しさに、開封率が上がったらしいとのこと。
普通の郵便物でも、記念切手が貼ってあると嬉しいものです。外国人受けが良かったのか???
それから・・・何年もたちますが、機会があれば記念切手を求めます。
今日は、メルモちゃんでしたよ。
楽しい秘策だと、今でも楽しんでいます。