2012年03月21日
番外編vol:917~花を頂く
最近、滅多なことで花を頂かなくなりました。
自分で買う、あるいは育てるということがあっても、そうないことです。
3月5日、父兄が自由に絵本を選んで、園児に読みにいく「お話の会」の一年が終わりました。
4月に参加希望のお母さんたちと顔を合わせたときには、園児に対して参加のお母さんの人数の少なさに戸惑って、ドキドキしたものです。
その後、お手伝いお母さんも増えて、3チームに分かれて月1、2回のペースで本の幸せを子供たちと分かち合いました。
そして、1年最後の日、参加したお母さん一人一人に、園長先生が花束をご用意してくださったのです!
子供たちは楽しければ笑い、短ければ「みじかっ!」と催促し、自分のやりたいことがあったら自由退出・・・という和やかかつ、正直な反応を見せてくれました。
親の方が学ぶことが多かったのに、感謝の花束とは、とても嬉しい出来事でした。
そして、もう一つ・・・
知らないお子さんから、手を振られたり見つめられたりすることがあったのも、お話の会効果だったと思われます。
人から必要とされることの嬉しさ。
思いがけない感謝をされる驚き。
人間の喜怒哀楽の原型を見せてもらってはっとすること。
とても贅沢な時間を頂いた気がします。