2010年03月30日
番外編vol:772~もうひとつの卒業

去る3月20日、相方祖母が天国に旅立ちました。
見送った21日は、祖母の誕生日で、生きていれば99歳。
まだまだお元気で居て欲しかったけれど、人生卒業をめでたく迎えたといってもよいのでは。。。。と安らかな顔を見て思いました。
連休だったこともあり、在りし日を偲んで、沢山の親族が集まれたことは、祖母の粋な計らいだったように思えました。
実にしっかりしたおばあちゃんで、帰省すると私の息子の成長をとても気にかけてくれました。
前回あったときから、何ヶ月経ったとよく覚えていてくれたり、あばあばあば・・・と不自由な身体を起こしてあやしてくれたり・・・。
何も分からない息子が、火葬場で大きな声で、扉に向かって「ばいばーい」と言いました。
命のリレーという言葉が、そのときにポンと浮かびました。
激動の時代を逞しく生き抜いたおばあちゃん、お疲れ様でした。
そして有難うございました。
今頃、甘いものでも食べながら天国で桜を愛でていることでしょう。