2007年09月23日
番外編552~時間①
「じっくり考えて良い方向を探しています。」卒業前に私に答えてくれた専門学校の教え子が8月末に1年の闘病の末、ガンで亡くなったと聞かされたのは一昨日。23歳の若さでした。彼女はじっくり考える実感は得られたでしょうか?
「ゆっくり考えると良いよ。まだ時間はたっぷりあるよ。」という私の返答が悔やまれます。
「もう、ダメだ!どうかなりそうだ…。」私の隣の病室の妊婦さんの容態が思わしくなく声を荒げるご主人…。
「俺は殺人者になっていい!連れて帰ります。」看護士の制止を振り切り、半狂乱で連れ帰ったご主人の足音…。
「どうかお母さんと赤ちゃんと助けて!」と私は泣きました。
プップップップッ……手術室の私の心臓のモニター音がどんどん速くなる…。
「さぁ お母さん、子供さんに一杯酸素を送るんだよ」酸素マスク越しに麻酔医が呼びかけます。
「56分!」執刀医が時間を告げてから子供が産声を上げるまでの時間の長いこと…。
「オンギャアァァァ、オンギャアァァァ」聞いた私は声をあげて泣きました。持ってこられた息子の指を握る…。
「がんばったね!もう少しでお母さんも終わるからね」麻酔医が両ほほを包んで涙を拭いてくれます。
ところが、、、、
執刀医の怒号、なにやら緊急事態…。
手術室では私の選んだCDアルバムの音楽がまもなくラストの曲…。「どうなっちゃうのかなぁ…」
※番外編553に続きます。
(またまたsammyの相方が代筆しています。ちょっと今回は長文ですいません。
出産は間に合わず立ち会えなかった相方ですが、
何時もながらsammyはドキドキさせてくれます。。。(-_-;)
お返事は気長に待ってください m(_ _)m
)
「ゆっくり考えると良いよ。まだ時間はたっぷりあるよ。」という私の返答が悔やまれます。
「もう、ダメだ!どうかなりそうだ…。」私の隣の病室の妊婦さんの容態が思わしくなく声を荒げるご主人…。
「俺は殺人者になっていい!連れて帰ります。」看護士の制止を振り切り、半狂乱で連れ帰ったご主人の足音…。
「どうかお母さんと赤ちゃんと助けて!」と私は泣きました。
プップップップッ……手術室の私の心臓のモニター音がどんどん速くなる…。
「さぁ お母さん、子供さんに一杯酸素を送るんだよ」酸素マスク越しに麻酔医が呼びかけます。
「56分!」執刀医が時間を告げてから子供が産声を上げるまでの時間の長いこと…。
「オンギャアァァァ、オンギャアァァァ」聞いた私は声をあげて泣きました。持ってこられた息子の指を握る…。
「がんばったね!もう少しでお母さんも終わるからね」麻酔医が両ほほを包んで涙を拭いてくれます。
ところが、、、、
執刀医の怒号、なにやら緊急事態…。
手術室では私の選んだCDアルバムの音楽がまもなくラストの曲…。「どうなっちゃうのかなぁ…」
※番外編553に続きます。
(またまたsammyの相方が代筆しています。ちょっと今回は長文ですいません。
出産は間に合わず立ち会えなかった相方ですが、
何時もながらsammyはドキドキさせてくれます。。。(-_-;)
お返事は気長に待ってください m(_ _)m
)