出来上がる軌跡vol:51~映画紹介
今まで、一視聴者、聴取者として漠然と映画紹介をみていた私。
ラジオ番組をするにも、ナレーションをするにも
ボキャブラリーがいるなと思って選んだアルバイトが
某CDビデオレンタルショップ。
片っ端から
新作ビデオを見るだけでも大満足だった。
あるとき、試写会のお知らせが届いた。それも
映画会社の試写室に行く試写会だ。
(いやっほーい!ピーコみたいだよ)
でも、問題は観るからには、番組で紹介しなければならない。
ボキャブラリーなんてもんじゃない。
試写室に行くと、部屋は大きくても
30席くらいだろうか?
でかいスクリーンを独り占めする感がある。
そのことに圧倒されながら観る。
そして、もう一つの問題・・・
面白くない映画に出会った時!
「面白くない!」というのは簡単。でもでも・・・
そんな時に出会ったある方が言った。
「ぼくらは、人が面白いとか面白くないとか色々意見があることは分かっている。でも一生懸命人に届くように作っていることには変わりない」
「面白くない」という安易な言葉で、作品を片づけることは絶対しなくなった。
その代わり、お金を払って観にいくリスナーの指標になるために、中立の言葉を探すようになった。
勿論、面白いときは、絶対に
「オモシロイ!!!」といいます。
ところで・・・
くだんのレンタルショップ。
営利追求には、仕入れ数がモノを言う。そのときだけ、少しばかり私の意見も役に立ったようである。
(ここだけは、本音ですけどね!)
ピーコさんも大変なんだよなー。体験して初めて分かるもの・・・。
次は
番外編93 です
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