出来上がる軌跡vol34~愛のクロストーク
歌手の方との番組レギュラーが始まって、1週間。
彼のトークを止められない夢を毎日見続けた私。
彼は、懸命で真摯。トークを聞いて誰もが彼のことを
ロマン溢れる善人と思うだろう。全くその通りの人である。
だから、訴える。どうしても長くなる。いい話過ぎる。(さぁ、どこで言葉を挟もう・・・・??)
ミキサーの次のCDに手をかける様子が見え、私はますます焦る。
ある日、彼はもの凄く感動する音楽があって、どうにかその想いを伝えたそうだった。
その言葉が見つからず、焦っている模様。スタジオの外には、数人の彼のファン。
「どういいたいのか?」
私も頭をフル回転すると同時に、彼の表情を必死で読み取る。
トークをする時間ももう
制限一杯・・・。
そこに・・・、ピンポーン
言葉が降ってきた!
私がその言葉を添える。
彼、満面の笑み。(それだよ、それ!という顔)
番組最後のトーク、これまでにない安堵感溢れる彼と私。
それから急速に番組が面白くなった。
ミキサーさんが機械操作するのが楽しいといってくれた。
それは毎回ではない。だから面白がれる。
このことをきっかけに、これまでと全く違う思いが芽生えた。
次は
番外編34 です
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