番外編529~『ビザール・ラヴ・トライアングル』
本日の読破は、これ。
ビザール・ラヴ・トライアングル
涼しげな表紙に惹かれたというのもありますが
、「四日間の奇蹟」が大ヒットした
朝倉卓弥の短編集だというので手に取ってみました。
それから・・・
この長いタイトル。。。
どこかで見たことがある・・・と思っていたら、やっぱりそう!
♪Bizarre Love Triangle(’86)という
New Orderの曲でした。
それぞれの短編は、喪失と再生について描かれています。
それはホラーのような話もあり、不思議な想い出の話もあり。。。
で、最後に表題のビザール・・・があります。
私は、この小説全体を読んでから、曲を聴いてみたのですが、なるほど納得。
ニューオーダーの曲は、独特の浮遊感とか哀愁があって、それが小説の中でいう亡き者に対する想いだったり、亡き者から見た生きている者への想いだったり、彷徨える魂のような感じが出ているのです。
音楽は、想い出をつれてきてくれます。
今回は、小説が音楽をつれてきてくれました。
新しい感覚でした。
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