出来上がる軌跡vol31~隣部屋のはなし

sammy

2006年07月07日 10:56

 市民講座の行われていた部屋の隣では、別の教室が開催されていた。
その教室オーナーは、度々私達の講座を覗いておられ・・・

 そして、気がつくと声優コースを作るから、主任講師に・・・という話にまとまっていた。

同時に現れた2つの講師依頼。。。。。自分の気持ちがついていかない戸惑い

 専門学校はいよいよスタート。そしてこちらの養成所も開校。
私は、もてる技術は懸命に伝えた・・と思う。
この2つの学校は、数年後には全く違った結果を迎えることになる。

 さて、こんな混乱の中にも2つ目の放送局では、ある局面を迎えていた。
これまでの番組を総リニューアルするほどの改編人事が行われ、
全く新しい番組がスタートする。

 私は月1回ほどのレギュラーに張り切った。電波に声が乗るという重要性や、楽しさが見えてきたころだった。

 ADさんが用意してくれるのは、いつもホットコーヒー。
熱が入ると、CMや音楽がかかる合間に飲む珈琲がこの上なく美味しい。

 隣部屋の人事、隣部屋の経営戦略会議・・・
 どんな話がそこであろうと、「ニーズがあること(リスナーから)」に代わる大きな勇気はないわけです。そして・・・スタッフと談笑しながらの珈琲・・・
楽しい番組も終盤です。

 「30秒前でーす」 ADの声が響いたその時!私は、またある伝説をつくってしまったのです。

 次は、番外編27です


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