出来上がる軌跡vol:26~舞台、そのとき・・・
とうとう半年後の舞台の日がやってきた。
仲間とも相当喧々諤々やった。
雑誌は、
ぴあから順次掲載され、問い合わせも上々。
つまりは、
満席となったのです!
小さなスペースながら、私達の目標人数
80人は突破したのだ。
朗読という形の無いものにお金を払ってくるのは、
「耳が肥えている」ということ。
トップバッターは、私。
喫茶店のマスターを巡るお話
(きゃ、客が渋い顔をしている・・・こ、こわい)
そして、ラストは5人全員キャストの物語。
私は1人で2役をこなす。
終わりました、確かに終わりました。
形はどうであれ、終わった・・・。
アンケートの感想は、厳しい優しい助言がたっぷり。
私を含め、プロとして世の中に飛び出した5人が最も求めていたのは
聴取者の確かな反応!
アンケート回収率75パーセント・・・
大事な言葉の数々だ。
ポスターもはがし、がらんとした会場で放心状態になっていると
会場のオーナーから声を掛けられた。
「ちょっと話があるのだけれど・・・」
次は、
番外編⑯です
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