出来上がる軌跡vol:2~きっかけ
聞くところによると、
5歳までに住んでいたところが
自分の言葉の環境を決定づけるらしい。
母語とよばれる由縁。
住んでいた場所は、父の仕事の関係で淡路島。(おっ妙なにおいだぞ!)
聞こえていた音は、
ムード歌謡と
ハワイアンと
ラジオ。
(ますます怪しい・・・)
両親は一切関西弁を話さない。
小学4年生の国語の授業・・・
「附子(ぶす)」という狂言を本読み。(教科書写真は、和泉元ヤ氏)
目立たない私は、みんなの前で褒められて天にも昇る気持ちに!
当時、可愛くて足が速くて、ゴム跳びが最高に上手かった奈美ちゃんという同級生に
26歳の時の同窓会で、「本読み上手かったもんね」といわれたっけな。
ゴム跳びは、どうやったって一番になれなかったから、数年後に褒められても
嬉しかったものです。
小学6年生、朝のホームルーム・・・
担任の先生が切り出したのは、私の妹の話。
「いもうとさん、お誕生日おめでとう。優しいお姉さんだね。」
先生は学校に来る途中、
カーステレオで
「おはようパーソナリティ道上洋三です」(朝日放送)の番組で
私のメッセージが採用されるのを聞いたらしい。
みんなの前で褒められた私は、
昇天。。。。
わたしが勇気を振り絞って発した言葉に、結果がついたこと。
これが何かやってみたいなぁと心に
火が灯った原点です。
私って単純だわ・・・。
次回は、町で出会ったモノ 番外編です。
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