出来上がる軌跡vol:2~きっかけ

sammy

2006年06月03日 02:14

 聞くところによると、5歳までに住んでいたところが
自分の言葉の環境を決定づけるらしい。母語とよばれる由縁。

住んでいた場所は、父の仕事の関係で淡路島。(おっ妙なにおいだぞ!)
聞こえていた音は、ムード歌謡ハワイアンラジオ
(ますます怪しい・・・)
両親は一切関西弁を話さない。

小学4年生の国語の授業・・・
「附子(ぶす)」という狂言を本読み。(教科書写真は、和泉元ヤ氏)
目立たない私は、みんなの前で褒められて天にも昇る気持ちに!
当時、可愛くて足が速くて、ゴム跳びが最高に上手かった奈美ちゃんという同級生に
26歳の時の同窓会で、「本読み上手かったもんね」といわれたっけな。
ゴム跳びは、どうやったって一番になれなかったから、数年後に褒められても
嬉しかったものです。

小学6年生、朝のホームルーム・・・
担任の先生が切り出したのは、私の妹の話。
「いもうとさん、お誕生日おめでとう。優しいお姉さんだね。」
先生は学校に来る途中、カーステレオ
「おはようパーソナリティ道上洋三です」(朝日放送)の番組で
私のメッセージが採用されるのを聞いたらしい。
みんなの前で褒められた私は、昇天。。。。

わたしが勇気を振り絞って発した言葉に、結果がついたこと。
これが何かやってみたいなぁと心にが灯った原点です。

私って単純だわ・・・。

次回は、町で出会ったモノ 番外編です。

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