番外編215〜父親たちの星条旗

sammy

2006年12月08日 15:09

レイトショーに行ってきました。

硫黄島からの手紙を観たいと思っていたので、比較するなら観るべきと…

よくアメリカで作られた映画は、ヘタすると戦争賛美(アメリカ万歳)的なものも多く、敵国であった日本の描かれ方は悲惨です。

この映画はリアリティの追求に尽きます。

戦場に行った人間の心の動きに焦点が当たるため、罪もない一般人側がよく見えます。

悲惨さを強調することよりも、ずっとずっと戦争の無意味さが観る者に迫ります。

クリントイーストウッドの言いたかったことは、「物事の裏表を見よ」ということなのでしょう。

戦争に翻弄される若者達の戸惑いの表現が秀逸な映画です。

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