出来上がる軌跡vol:79~ワクチン

sammy

2008年10月24日 15:35

それにしても、一向に出来上がらない「軌跡」・・・。 
久々の更新。

師匠に突き返された原稿(vol:78参照)を帰宅後に眺めながら、途方に暮れる私。
言われた言葉が理解できないもどかしさ、それでもまた師匠の元にお邪魔したときには完成していないといけない気の重い宿題・・・。
何度読んでも、何度読んでも、気が晴れない。

宿題のやり方は人それぞれだが、私の場合は、自宅にあるマイマイクで、繰り返し録音し、再生し聞いてみるという作業。勿論原稿を深く掘り下げるという読解に似た作業がそれ以前にある。
本番の録音では、優秀なエンジニア達が私のつまらぬ声をありとあらゆる技術を使って「最高」に仕上げてくれる。
これが勘違いの始まりなのだ。我ながら、仕上がりにウットリしてしまうことがあるくらいだから・・・。

恐らくそこでエンジニアたちは思う。「こいつは、次回は使うまい!」
更に恐ろしいことに、現場は叱らない。叱れない。納期が遅れるから!!。

最早師匠の激は、高熱が出てからインフルエンザワクチンを打つようなもの。
多分、師匠はこの連鎖の説明をすることは容易かったと思う。
それを私に考えさせることが、今後を左右することを良くわかっていたから、突き返した。

さて、宿題が出来たか???

師匠は、決して「合格点」をくれなかった。

「及第点」

この説明に、言いえて妙な忘れられない解説をしてくださった。
たとえどんな仕事に就こうとも、全てに当てはまるのではないかというような貴重なものだった。
その内容とは???(vol:80に続く)

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