番外編159~無人島
いよいよボートは、ボラボラ島を一周した後、
無人島に到着。
ボラボラは、ラグーン(環礁)に囲まれていて、沖にも遠浅がある。
着くと、テーブルと黄色いテーブルクロスが見える。それは水際にあり、
ちょうど足をつけると小魚たちが、私たちの足をつんつんしながらのランチとなる。
ここに大きな白いパラソルを差してくれ、ブラザートムが「ランチー!」と陽気に叫ぶ。
私たちが水につかりながら待っていると、シャンペンが運ばれ、焼きたてのロブスターがタヒチアンの可愛らしい女性が手によって運ばれてくる。
タヒチやボラボラは、ここ数年ホテルラッシュ。
この小島(モツ)が名物のここも、少しずつ海岸線をなめるように水上コテージが埋まっていくのが見えた。だから、モツピクニックは価値がある。
私たちは、「考える」という能力を忘れてしまった。
考えることは、何かに囲まれすぎているということ。
なーんにも無いことが、すごすぎる。言葉を失ってしまうのだ。
自然を侵食しているのは、私たち日本人であることも間違いないが、こういう景色を見ると、それをどうか壊さないでほしいと勝手だが心から思う。
夢の島は存在しました。
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